● 博多湾周辺の打ち上げ貝類調査

博多湾から糸島半島の浜辺に打ち上がる貝類の調査をしています。貝類は閉鎖性水域の環境指標として注目されていますが、環境教育、コレクション、アクセサリーの手軽な材料として利用されています。

2010年~2014年にかけて収集した打ち上げ貝類83種は、「博多湾の打ち上げ貝類」(博多湾生きものネットワーク)として、小冊子にまとめました。

調査期間:2010年~2014年(第1期終了)

調査期間:2015年~(第2期開始)

● 福岡市近郊の越冬カモ類調査

大濠公園で越冬するオカヨシガモ

福岡市近郊のため池、河川、海岸部で越冬するカモ類の分布状況を面的に広く調査しています。

市内には和白干潟、今津干潟、室見川河口、西戸崎など、有名なカモ類の越冬場所があります。

調査対象種は、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、シノリガモ、ウミアイサなど24種です。

調査期間:2015年1月~3月(第1期終了)

環境省生きものログ:調査中

● 福岡市近郊の緑地の小鳥調査

市街地の公園緑地を利用するメジロ

福岡市内の公園緑地を利用する小鳥類の分布状況を調査します。市内では越冬期や春、秋の渡り時期を中心に多くの鳥類が緑地を利用します。

調査対象種は、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラなど、都市近郊で身近に観察できる鳥類です。

調査期間:2015年1月~2017年12月

環境省生きものログ:調査中

 

● 福岡市近郊の緑地のチョウ類調査

福岡市近郊の雑木林や公園緑地等を利用するチョウ類を調査しています。チョウ類は樹木の茂り具合や草地の広がり具合によって、利用する種が異なります。

福岡市近郊では、宅地開発等の影響で雑木林に生息するチョウ類の減少が懸念される一方で、都市部に創出されるオープンランドが草地性のチョウ類の生息環境となっています。

また、温暖化に伴い南方系のチョウ類の分布拡大が注目されています。

調査期間:2015年4月~2017年3月

環境省生きものログ調査中

● 福岡市近郊の海辺のカニ類調査

博多湾とその周辺の樹林地を利用するアカテガニ、ベンケイガニや、砂浜に巣穴を掘り生活するスナガニ、コメツキガニ、渓流に棲むサワガニなどの分布状況を調査しています。

脊振山地の源流域から博多湾の河口部にいたるまで、多くのカニ類と人が共生して生活する福岡市のような都市環境はとても貴重です。

調査期間:2015年4月~2017年3月

環境省生きものログ調査中

● 福岡市近郊のトンボ調査

福岡市、糸島市を中心に、ため池のトンボ相を把握しています。トンボ類はため池の水生植物の繁茂具合や周辺の樹木の茂り具合など、水辺環境の変化とともに生息する種類も変化します。

脊振山麓の渓流、ため池、水田から都市部に造成されたビオトープにいたるまで、多くの種が環境に適応して生息しています。

調査期間:2015年4月~2017年3月

環境省生きものログ調査中

● 室見川の二枚貝調査

室見川では河口部にアサリ、下流部にヤマトシジミ、中流部からはシジミ属が分布していると考えられますが、これらの詳細な分布状況はわかっておりません。

二枚貝の仲間は、水産上重要な種を多く含み、我々の食生活を豊かにするほか、水質浄化にも役立っています。また、イシガイの仲間は、絶滅のおそれがあるタナゴ類の産卵母貝になるなど、生態系の底辺を支えています。

調査期間:2015年4月~