貝を食べてみました!(その1)

 海辺に落ちている貝殻を拾うのももちろん楽しいですが、貝は種類によっては殻だけではなく中身も楽しむことができます。今回はほんの一部ですが、海辺で採れる巻貝について「ちょっと食べてみた」感想をご紹介いたします!

*各種調理方法はお味噌汁またはお醤油ベースの煮貝にしました。海水で蒸してもおいしいそうです。

*味については、あくまでも筆者の主観です!

和名 学名 (「博多湾の打ち上げ貝類」冊子ページ数) の順に表記しています。

貝類を食べるとお腹を下すなど、食中毒を起こす可能性がありますので、自己責任でお願いします。

クボガイ Chlorostoma lischrei (P8)

【見た目】

コシダカガンガラに似ていますが、おヘソの有無がひとつの見分けポイントです。今回採集したものの多くは殻表面に藻類が付着していました。

【味など】

気になるほどではないですが、ワタには少し苦みあり。全部食べると若干ざらつきを感じますが、足の部分はおいしく食べやすいです。

コシダカガンガラ Omphalius rusticus (P10)

【見た目】

クボガイに似ますが、本種ではおヘソの穴が開いています(黄色矢印)。クボガイ同様、殻表面に藻類が付着しているものが多く見られました。

この個体は上から見るとムラサキウニのようでした。

【味など】

味もクボガイに似ていました。個体差もあるかと思いますが、ワタまで食べると少しざらつきが気になるかもしれません。

スガイ Turbo cornatus coreensis (P20)

【見た目】

前述した2種より丸っこく、ゴツゴツしています。硬い石のようなフタを持っています(黄色矢印)。殻表面の付着藻類は、「藻」というより「苔」のようなものが多い印象です。

【味など】

身がしっかりしているせいか、殻から取り出しやすく感じました。苦みはほぼなく、食感も味もよくて食べやすい種類です。サザエの仲間と聞いて納得。

レイシガイ Thais bronni (P39)

【見た目】

殻高があり、あまり丸みを感じない形。フタは薄く、半円状です(黄色矢印)。殻表面は藻類が付着し森(?)のようでした。

【味など】

身が多く、ざらつきも少なく、苦みもほとんど感じませんでした。調理方法のせいかもしれませんが、貝の苦みが好きな方は物足りないかも?

 いかがでしたか?どの貝も磯の香りがしておいしかったです。個人的にはスガイの味わいが好みでした。私は貝初心者ですので、オススメの調理方法などありましたらお教えいただけると嬉しいです。

 シリーズ第2弾が書けるように、また採集に行きたいと思います。(文責:中西)